アトピー性皮膚炎の新しい治療について
わだ内科・胃と腸クリニック院長の和田蔵人(わだ くらと)です。
本日はアトピー性皮膚炎の新しい治療法についてお話ししていきたいと思います。
内科なのにアトピー?と思われる方かもおられるかと思いますが、おっしゃる通りで私自身は専門外になります。
しかし先日アトピー性皮膚炎で苦しんでいる患者さんの話を耳にし、居ても立っても居られなくなりました。
アトピー性皮膚炎で苦しみ青春を棒に振った方、治療法がなく(無いと思って)諦めていた方々の話です。
実はアトピー性皮膚炎に対しては2018年に生物学的製剤である「デュピクセント」という皮下注射薬が発売されて、以降5年間で経口薬も含めて計7つの新薬が発売されています。しかしこの治療法は世の中にまだまだ周知されておらず、先ほどの方々も新しい治療があるなんて知らなかった、大分県で治療出来るとは思わなかったと口を揃えて言われていたとのことです。
それもそのはずで医師である私自身も、今回のお話を聞くまではアトピー性皮膚炎の治療=ステロイドの塗り薬で知識が止まっていました。
そこで今回新しい治療法を皆さまにお伝えしたいと思います。
*下記はアトピー性皮膚炎の専門家で、大分大学医学部附属病院皮膚科の広瀬晴奈先生に監修頂き作成しています。
以上になりますが、広瀬晴奈先生のお言葉をお借りすると今回の新しい治療法で、「アトピー性皮膚炎でやりたいことを諦める時代は終わりました」とのことです。
もしこのブログを読んだ方のご家族やご友人でアトピー性皮膚炎で悩まれている方がいらっしゃったら「アトピー性皮膚炎の新しい治療があるみたいだよ」と一言でもよいのでお伝えしてあげて下さい。その一言がその方々の人生を変えることになるかもしれません。
トンデモ医療も横行する現代だからこそ私自身、皆さまに正しい医療をお伝えしたい、そんな気持ちで今回の記事を書かせて頂きました。
*治療自体は当院ではなく大分大学医学部附属病院の皮膚科で行っていますが大学病院の受診は原則紹介状が必要です。当院で紹介状をお書きし、大学病院の外来を予約することが出来ますので、お気軽にご相談、お声掛け頂ければと思います。