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便秘薬の値段っていくら?

[2022.09.14]

わだ内科・胃と腸クリニックの和田蔵人(わだ くらと)です。

先日、書かせていただいた便秘薬あれこれですがありがたいことに多くの人にアクセスいただいております。

なお便秘の説明についてはクリニックのホームページに説明を書いていますので、お時間のある方はぜひご確認されてください。

今回は”便秘薬あれこれ”のおまけ編として、普段クリニックで処方することの多い便秘薬の薬価(値段)をまとめてみました。

※薬の値段は発売日が新しいもの(新薬)程高い傾向にありますが、新薬つまり薬の値段が高い≠薬の効果が強いというものではありません。

患者さんそれぞれの便秘の状態を診察させていただいた上で薬の選択を行なっていますのであくまで参考程度に目を通されてください。

以下、一般的に使用する量の1日当たりの薬価を記載しています。

*患者様によって使用する量は異なりますので、必ずしも以下の通りではないことはご理解ください

  • マグミット錠 250mg/330mg→3錠/日  17.1円/日
  • アミティーザカプセル12μg→2カプセル/日 110.8円/日 
  • アミティーザカプセル24μg→2カプセル/日 220.4円/日
  • リンゼス錠0.25mg→2錠/日 157.4円/日
  • グーフィス錠5mg→2錠/日 188.4円/日
  • センノシド錠12mg(頓用)→2錠/日 10.2円/日
  • モビコール配合内用剤HD→1包/日  131.6円/日

センノシド錠は頓服で使用することが多いのでさておき、定期的に内服いただく便秘薬の中ではマグミット錠が圧倒的に値段が安いことが分かります。

便秘薬あれこれでも触れましたが、マグミット錠はその値段の安さだけでなく内服いただく量を調節しやすいことから私は便秘治療の第一選択薬と考えております。

ただし腎機能障害のある患者さんにおいては、高マグネシウム血症(症状として倦怠感や嘔吐、口が乾く、不整脈の出現などがあります)を起こすことがあり注意が必要とされており、その際には他の薬剤を処方させていただいております。

皆さまが苦しまれている症状を改善させることが第一ですが、毎日飲まれる薬ですので少しでもご負担が少なくて済む様に当クリニックでは薬の値段にも注意して診療、処方をしてまいります。

*患者様に必要と思われる薬については、必要性を説明させていただき処方していきますのでご理解の程よろしくお願い申し上げます。

今後もこういったテーマの話も取り上げていきますので是非目を通していただければと思います。

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