開業医、時々医療ライター
[2024.01.22]
わだ内科・胃と腸クリニック院長の和田蔵人(わだ くらと)です。
昨年の12月に大分市医師会報のMy Favorite Seriesというコーナーに、私の趣味について書かせていただきました。
大分トリニータはもちろん私の第一の趣味ですが、その他ここ数年始めた趣味として”医療ライティング”があります。
以下、今回寄稿させていただいた原稿となります。
開業医、時々医療ライター
わだ内科・胃と腸クリニックの和田 蔵人(わだ くらと)と申します。今回だいかく病院の渡辺先生からバトンを引き継ぎました。
まず自己紹介させていただきますが、佐賀大学を卒業後大分大学の消化器内科に入局し、県立病院や大分赤十字病院、アルメイダ病院などで勤務した後に、実家のクリニック(和田医院)を継承開業しております。
現在は父との2診体制ですが、専門である内視鏡検査をはじめとした消化器分野は一手に引き受けており、忙しくも充実した日々を過ごしています。
さて本題ですが、私も渡辺先生同様トリニータのサポーターかつフットサルチーム”レアルマロリー”のメンバーではありますが、今回はここ数年始めた趣味についてお話しさせていただきます。
その趣味とは”医療ライティング”です。あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、簡単に言えば企業やクライアントの要望に応じて医療記事の執筆や監修を行うことです。
医療ライターとも呼ばれており、記事の対象は医療従事者向けの場合もありますし、一般の方向けの場合もあります。
元々読書が趣味ではあったのですが、読書が好きな人なら一度は考えたことがあるでしょうか?自分の作品を残したいという気持ちがあった所に”医療ライティング”に出会いました。
当初何をしてよいのかも分からない状態でしたが、ノウハウを勉強する機会に恵まれ少しずつ実績を得ることができました。
いくつかこれまでの実績を挙げさせていただきますと、医療系アプリや大手企業で言えばJA共済や第一生命などの案件に関わっています。
また幸運なことに、皆様ご存知の方も多いと思われるエムスリーにおいても定期的に記事の執筆の依頼をいただいており、連載されている漫画の監修も行なっています。
時には海外の企業とZOOMなどでやり取りすることもあり(私は英語は話せませんので、通訳を介してですが)、日々刺激的な経験をすることが出来ております。
また医療ライターを通じて企業とのやり取りのスキルも上達しており、最近では前述したトリニータと協業することができ、ホームゲームにおいてサポーター向けに健康相談を行いました。
その他執筆活動以外の楽しみとしては、医療ライター仲間との交流です。本来”医療ライティング”は一人で行うものですが、SNSを通じで全国各地に仲間がおり、出張の折りには飲み会を開いていただき、新たな出会いを楽しんでいます。
ここまで長々と私の医療ライターライフについてお話して参りましたが、その実態は子供を寝かしつけた後に一人自室に篭ってモニターに向かい合ってというものです。時には深夜まで執筆を行うこともあり、その話をした知人には奇異の目で見られています。
文章に触れるのが好きなので続けることが出来ていますが、そろそろワークライフバランスも考えなければとは思っています。と言いつつ本原稿も締め切り間近の深夜2時にようやく書き終えることが出来ました。
以上になります。今後本ブログで現在の活動についても、定期的に紹介させていただければと思います。
また本文にも記載しましたが、医療従事者向けだけでなく、一般の方向けの文章も書いていますので適宜共有させてください。